APK-12WA/30NAは、警戒範囲内の物体から放射されている遠赤外線エネルギーの変化を検知する、立体センサです。
焦電素子とマイコンの組み合わせにより、情報を高精度に解析し、検知体の形状を確実に判別します。設置環境(外乱光、電波やサージのノイズ、温度変化)に即応する、警報検知レベルの自動調整機能や、アラームメモリ、パルスカウント、感度調整の機能を有しており、誤報を抑えています。
アンテナ(写真参照)が特徴で、センサカバー不正工作の防止が可能です。
APK-12WA / APK-30NA | ||
検出方式 | パッシブインフラレッド方式(環境測定機能付き素子) | |
警戒範囲 | APK-12WA:立体警戒80㎡(最長部12m) | |
APK-30NA:面警戒(最長部25m 検知モードスイッチ高密度設定30m) | ||
検知ゾーン | APK-12WA:72本(18面)/APK-30NA:24本(6面) | |
動作電源 | DC10~30V(無極性) | |
消費電流 | 最大30mA | |
警報 | 出力/出力時間 | フォトモスリレー出力(無電圧):AC/DC30V・0.35A (抵抗負荷)0.75秒 |
表示灯 | 赤色LED(スイッチにより消灯可能) | |
接点切替 | 1a、または1b接点(スイッチにより切替可能) | |
タンパ出力 | カバー開で動作、警報出力に接続 | |
アラームメモリ | 入力 | スイッチによりメモリ表示をモード0~2まで選択 |
表示灯 | 黄色LED | |
機能 | 警報出力3分後に45分間点灯、その間再度警報の時はリトリガーにより48分間点灯を延長 | |
異常警報出力 | 機器異常、電源電圧異常、ゾーンロケータ異常の時、連続出力 | |
角度調整 | 上下方向:天井取り付け3~40°、壁取り付け0~25° | |
左右方向:±8°(ミラーユニットによる微調整) | ||
環境条件 | 温度:-10~50℃/湿度:95%以下 | |
設置場所/取付方法 | 屋内天井、または壁取り付け/取り付けベース分離式 | |
外観 | 本体:ライトグレー(PRO)/カバー:乳白色(PE) | |
外形寸法 | 59(H)×φ165㎜ t=74㎜(凸起を含む) | |
質量 | 250g | |
いたずら防止機能 | あり(アクティブ素子) | |
カバー不正工作防止機能 | あり(アンテナ線/凸起物) |